不便な生活
長く住んだ部屋を引き払い、ちょっとだけ間借りして、ようやく新居に(広い!)引越しする事ができた。
最高である。
私の荷物が全部、漏れなく、入り切ったのだ。
もちろん、泣く泣く手放した思い出の数々も多数あるが、そのおかげでこの快適さを手に入れたと思うと、良い決断だったと思う。
手間がかかるものが好きなのですよ。
マスクや靴下は手洗いしたいし、ご飯も土鍋で炊きたいし、縁側に座ってスイカを頬張りたい(?)。
世の中は便利になりすぎた。
便利はとても良い。とても良いから、私は時に不便を選ぶ。
ネットの情報よりも新聞を愛読する。
ドラム式よりも縦型でしっかり洗濯物を干す。
Uberに頼らず自炊する。
不便な生活が、私は好き。
便利な生活を選ぶべき!と唾を飛ばされる事があるけど、その人がその生活を選べばいいだけで、私には必要ないのだ。
私に必要なもの、必要でないもの、それは他人の物差しで決められるものではない。
便利な生活のなかで、時々不便がある。
とーっても楽しい暮らしなのである。
工夫が必要な暮らしが好き。
なんでもかんでも棄てることはしない、それは私の美学ではないからね。
人は人。
私は私。
世の中、いろんな人がいるんだよ。
私は私。
誰のものでもない、人の物差しで生きることもしない。
今年はとても良い年です。
0コメント