この世の果て、終幕

ウテン結構 第3回公演
奇妙な旅の旅のしおり、この世の果て

すべての日程が無事、終了しました。
御来場くださった皆様、今回ご観劇叶わなくても応援メッセージを送ってくださった皆様、本当にありがとうございました。

公演中、大型台風が上陸とのことで公演が中止となってしまい、自然の事とはいえ、3.11の時以来の悔しい思いもしましたが、

公演中止を決断した運営さんと、それを受け入れてくださった土曜日にご予約頂いていたすべての方に感謝致します。

今回ご観劇頂けなかった方には本当に申し訳なく思います。
ですが、まだまだウテン結構、そして私たち俳優個人の活動は続けてゆきます。
またお目にかかれますよう精進して参りますので、これからもご声援のほど宜しく御願い致します。
今回は「天使」という役でした。
ウテン結構では、死ぬ役が主だったので昇格しました。
お客様からは「悪魔」だの「死神」だのと感想をいただきました。
ありがとうございます。←


虐待の家庭で育った鎌倉幸子と余命いくばくもない重病患者の折原春子の思いと人格が交差するストーリー。
実はこれはある劇団の作家が描いた物語。しかしこれにはある実話が元になっており、「謎の女」や劇団の中心人物である女の正体が徐々に暴かれる-現実と虚構が入り交じる永い旅の物語。

私は鎌倉幸子や折原春子を「導く」天使を演じましたが、これは所謂、よく人々が、迷いが生じた時に脳内に登場させる「天使と悪魔」です。

天使です。
作家の田中くんと、天使。
紛うことなき天使です。
天才(?)犬のさとうくんと天使。
どこからどうみても天使です。
鎌倉幸子の繭さんと天使。
幸子だけはずっと、「天使」と呼んでくれていました。
謎の女、升さんと天使。
天使です。
くるみ割り人魚のまなかと天使。
どっちも天使!!!
座組の女優陣を「女」にする魔性のガッキーと堕ちた天使。
ハムレットのシーンは、唯一私がベスポジで観ていました。
犬ども。
QUEENのシーンで使用した犬耳と尻尾は、まなかのお手製。





ここでご観劇くださった方との写真を。。
普段撮らないのですが、偶撮る事ができたので♥
19か20の時に見た新撰組のお芝居に沖田総司役で出演されていた、あやいちさん。
あやいちさんの大立ち回りは今でも目に焼き付いています。


つるちゃん。出会ったのは5月のハグルマ企画室の時。制作回りをお願いしたら見事に全部スーパーやりまくってくれた信頼度ナンバーワンのつるちゃん。

さあ、これにて、私の天使生活は終わりです。
苦しくも楽しく、そして作品の1部になれたのはこの作品に携わってくれたすべての方のおかげ、そしてお客様のおかげです。
本当にありがとうございました。

幸子と散歩をする天使の写真でお別れです。



蒼井染

とまと日和

トマトを愛する舞台俳優 蒼井染のオフィシャルホームページ ここでは日々の徒然、舞台の徒然を綴ってゆきます

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